中小企業のASEAN進出は「Quokka(クオッカ)」と共に
私たちクオッカは、中小企業の素晴らしい商品を海外(特にアジア)へ輸出し、新しい販路を拡大する支援のために生まれた会社です。
さかのぼること15年前、茨城の地方の一水産加工会社であった「小松水産」の二代目社長になったばかりの私が海外進出を目指したことがきっかけでした。
当時からすでに日本国内の消費は低迷しており、他社と差別化された素晴らしい商品をつくっても、取引先とは価格の話ばかりで、付加価値の高い商品の取り扱いを増やしてもらうのは至難でした。
海外に目を向けると日本とは全く違う「飢え」のような良い商品への渇望を感じ、アジアに可能性を見出しました。しかし、海外で勝負してみたいと思ったものの、田舎で商売をしてきただけの私には海外進出のノウハウが全くありませんでした。
そこから15年間、苦労の数は数えきれないほどありましたが、タイ、ベトナムを中心にASEAN諸国、また北米や豪州など日本国内よりも遥かに大きなマーケットに安定した流通を作り出すことができるようになりました。これらは、経験とネットワーク、そして積み上げてきた信用ゆえだと思っております。
もし、今の自分たちがいれば、15年前の小松水産は、無駄な苦労をすることなく、海外で勝負することに集中できただろうと思っています。
それが、クオッカを創業した理由です。各国での市場調査、販売戦略と販路拡大、法律や物流の支援、関税対策など、私たちの経験と知識とネットワークをフルに活用し、最適な進出ルートを設計し、貿易の壁を取り除いていきます。
素晴らしい商品をお持ちなら、価値を認め求めている人は海外にもたくさんいるはずです。共に海外進出という新しい可能性に挑戦しましょう。
小松伸克